Roshan Thomas Helen Clark

[12日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーは12日、西オーストラリア州ブラウズ液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益10.67%を中国石油天然気(ペトロチャイナ)から取得する優先買取権を行使したと発表した。これによりペトロチャイナとINPEXが合意していた売却取引は阻止される形となった。

ブラウズはオーストラリア最大の未開発在来型ガス資源で、現在生産量が減少傾向にある西オーストラリア州のノース・ウェスト・シェルフLNG施設と沖合のガス田を結ぶ開発計画を後押しすると期待されている。

業界関係者は、INPEXが最初に権益取得を発表した5月中旬、ダーウィンにある同社のイクシス施設にブラウズのガスを輸送する狙いではないかと指摘し、ウッドサイドにとって厄介な事態になるとの見方を示していた。

INPEXとペトロチャイナはロイターのコメント要請にすぐには回答しなかった。

今回の取引条件に基づき、ウッドサイドはペトロチャイナに2億2500万ドルを支払うほか、2025年6月30日以降に拠出された資金を払い戻す。

ウッドサイドによると、今回の取得により同社のプロジェクト権益は41.27%に高まる。ただ、他の参加者が優先買取権を行使しないことが前提。また、この取引は引き続き規制当局の承認やその他の通例の条件が必要となる

ブラウズ合弁事業の参画企業にはウッドサイドのほか、英BP、三井物産と三菱商事の合弁会社ジャパンLNGが含まれる。

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