ソウル株式市場は上昇。好調な輸出データや半導体大手SKハイニックス株の上昇が、中東紛争激化を巡る懸念を和らげた。
総合株価指数(KOSPI)は序盤に一時4.4%下落したが、その後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。
今月1─10日の輸出は、好調な半導体販売を背景に前年同期比85.9%急増した。
大信証券のアナリストは、好調な輸出データが投資家心理を支え、株式市場を押し上げたと指摘した。
SKハイニックスは2.59%上昇。同業のサムスン電子は1.16%下落した。電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.26%安。
現代自動車と系列の起亜はそれぞれ0.83%、2.32%下落した。鉄鋼大手のPOSCOホールディングスは1.38%安、バイオ医薬品のサムスン・バイオロジクスは0.92%安となった。
取引された計921銘柄のうち、576銘柄が値上がりし、320銘柄が値下がりした。
外国人投資家は1兆5000億ウォン(9億8020万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は下落。中東紛争の激化を嫌気した。
金融株指数は1.5%安と、過去2週間で最大の下落となった。国内最大手コモンウェルス銀行は2.4%安で、5日続落。ウエストパック銀行は2.6%安と5月13日以来の大幅下落。同行は、アルバニージー政権が5月の予算案で大規模な税制改革を発表して以降、住宅ローン申請が10%減少したと明らかにした。
オーストラリア準備銀行(RBA)は、経済成長の鈍化とインフレの軟化を受けて来週の会合で政策金利を据え置くと予想されているが、投資家は今年さらなる利上げがあると見込んでいる。
バンテージ・マーケットのマーケットアナリスト、ヒービー・チェン氏は「金利据え置きが織り込まれているとはいえ、銀行は経済成長の鈍化、住宅市場の先行き不透明感の強まり、資金調達コストの上昇、信用リスク懸念の高まりという、より厳しい状況に直面している」と述べた。
鉱業株指数は0.4%高で、5日ぶりに上昇。BHPは1%高、リオティントは0.3%高。
エネルギー株指数は原油高に追随して1.5%高。ウッドサイド・エナジーが1.6%、サントスは2%それぞれ上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 7763.95 +33.13 +0.43 7509.62 7800.62 7394.46
前営業日終値 7730.82
台湾 加権指数 43149.46 -76.08 -0.18 43172.21 43463.03 42006.39
前営業日終値 43225.54
豪 S&P/ASX指数 8633.200 -20.100 -0.23 8653.300 8670.200 8555.300
前営業日終値 8653.300