Nolan D. McCaskill
[ワシントン 9日 ロイター] - 米下院は9日、移民・税関捜査局(ICE)と国境警備隊に対し、トランプ大統領の残りの任期を通じて700億ドルの予算を拠出する法案を可決した。これにより、移民取り締まり予算を巡り議会で続いてきた政治的膠着が終結した。
採決は賛成214、反対212とほぼ党派に沿った結果だった。共和党を最近離党し無所属となったケビン・カイリー下院議員は民主党と共に反対票を投じた。
法案は先週、長時間に及ぶ採決を経て上院を通過しており、トランプ氏の署名のためホワイトハウスに送付される。
トランプ氏はホワイトハウスの宴会場警備に充てる10億ドルの予算や、政府による司法「武器化」の被害者に対する約18億ドルの補償基金設立を支持し、移民取り締まりに関する法案可決に向けた上院共和党の取り組みを繰り返し混乱させた。
宴会場の予算は法案から削除され、共和党は武器化補償基金に制限を設ける修正案を否決した。政権は基金設立を進めない方針を示している。