[東京 9日 ロイター] - LSEGが集計した2026年5月のIPO(新規株式公開)調達額は世界で前年比約2.1倍の169億5959万ドルとなった。セクターではハイテクや不動産、エネルギー電力が多かった。米半導体企業のIPOが押し上げた。
地域別では、米国が同約14倍の119億5994万ドルと大きく増えた。米新興セレブラス・システムズがナスダック市場に新規上場し55億5000万ドルを調達したことが寄与した。業界のボトルネックの一つである高帯域メモリーへの依存を回避する人工知能(AI)向け半導体を手掛ける。
欧州は同58.4%増の9億3256万ドル、アジア太平洋地域は5.1%減の34億1531万ドル、日本は2280万ドル。
2026年の累計では、世界は前年比71.6%増の637億8055万ドルだった。米国が同約3.1倍の282億9728万ドル、欧州が47.0%増の80億1224万ドル、アジア太平洋地域は55.5%増の230億1607万ドル、日本は58.8%減の13億7738万ドルだった。
<5月のIPO>
調達額 件数
世界 169億5959万 (114.3) 83 (0.0)
米国 119億5994万 (1293.6) 13 (225.0)
欧州 9億3256万 (58.4) 6 (0.0)
アジア 34億1531万 (-5.1) 59 (-6.3)
日本 2280万 (-) 1 (-)
<1─5月のIPO>
調達額 件数
世界 637億8055万 (71.6) 403 (-4.3)
米国 282億9728万 (212.6) 46 (70.4)
欧州 80億1224万 (47.0) 39 (2.6)
アジア 230億1607万 (55.5) 284 (-7.2)
日本 13億7738万 (-58.8) 17 (-26.1)
(調達額の単位はドル)
*カッコ内は前年同月比の増減率、減少は─で表示。
*重複上場などは除く
*出所:LSEG、LSEGビジネス