米連邦最高裁は2日、南部アラバマ州で黒人有権者が多い2つの選挙区の1つを廃止する、共和党に有利な連邦下院選の区割り使用を認める判断を下した。11月の中間選挙を控えトランプ大統領に追い風となる。

保守派が多数を占める最高裁は、共和党に有利な区割りの使用を差し止めた下級審の判断を覆した。リベラル派の判事3人は決定に反対した。

最高裁は4月末、南部ルイジアナ州の連邦下院選の区割りを巡る訴訟で人種的な考慮を制限する判断を示した。これにより、マイノリティー(少数派)有権者の影響力を希薄化させるような選挙区割りを禁止した投票権法の中核規定が弱まることになった。

この最高裁判決を受け、テネシー州やルイジアナ州では黒人が多く民主党の地盤となっている区割りを解消する案が採用されるなど、中間選挙を前に区割りを巡る動きが激しくなっている。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 帰ってきたマイケル
2026年6月23日号(6月16日発売)は「帰ってきたマイケル」特集。

伝記映画が日本上陸。マイケル・ジャクソンが2026年によみがえる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます