[ワシントン 1日 ロイター] - - 米商務省が1日発表した4月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.4%増加した。一戸建て住宅建設が押し上げ、ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.2%増を上回った。ただ、イランとの戦争を背景に住宅ローン金利が上昇しており、住宅市場には引き続き影を落としている。
3月は0.2%増と、従来発表の0.6%増から下方改定された。4月の建設支出は前年同月比では0.9%増加した。
民間部門の建設支出は前月比0.4%増加。前月は0.2%増だった。住宅建設は0.8%増。3月は0.6%増。新築一戸建て住宅は1.4%増えた。
米イスラエルとイランの交戦でインフレ懸念が強まる中、住宅ローン金利は急上昇している。住宅金融会社フレディマックのデータによると、30年固定住宅ローン金利は先週平均6.53%と9カ月ぶり高水準となった。戦争が始まった2月末時点では5.98%だった。
集合住宅は4月に0.3%減少した。
発電所や工場など民間非住宅建設は0.2%減少。人工知能(AI)を支えるデータセンター建設が急増しているものの、非住宅建設投資は9四半期連続で縮小している。
公共部門の建設支出は0.4%増加。3月は0.2%増だった。州・地方政府の建設支出は4月に0.1%増。連邦政府は4.8%急増した。移民取り締まり強化に伴う収容施設の建設に関連している可能性が高い。