[1日 ロイター] - 英格安航空会社(LCC)のイージージェットは1日、米投資会社キャッスルレイクから買収の打診は受けていないと述べたが、提案があれば検討する意向を示した。
キャッスルレイクは5月29日に買収提案を検討する初期段階にあると表明、1日にはイージージェットの株式資本の約2.14%を保有していると明らかにした。LSEGデータによると、上位10位以内の株主となっている。
イージージェット株は寄り付き直後に一時12.5%高の447.8ペンスを付け、時価総額は33億9000万ポンド(45億7000万ドル)となった。同社株は今年に入り先週末時点で22%超下落していた。
同社は声明で「取締役会はイージージェットの戦略と、株主に対して魅力的な長期的価値を提供する能力に引き続き極めて自信を持っている」と表明。またキャッスルレイクの提案について株価下落の「好機に乗じたもの」 と指摘した。
アナリストは、キャッスルレイクにはイージージェットへの買収提案を行う資金力があるとしつつ、欧州と英国の規制上の制約から完全買収は実現しにくいとの見方を示した。キャッスルレイクは主に航空機リースや貸し手として業界に関与、数十億ドル規模の資金を基盤に存在感を増している。
イージージェットは先月、イランを巡る紛争で燃料費が上昇したほか、夏季の予約が前年を下回っており、通期見通しが引き続き不透明との警告を示していた。