第2幕に入ったAI関連相場

決算シーズンを終えて、AI関連相場は次の段階に入りつつあります。

これまで期待が先行していたことの揺り戻しとして、5月には、いわゆる「フジクラショック」が起きた一方で、キオクシアホールディングス<285A>のように実需拡大を伴う企業には、再び投資マネーが向かっています。米エヌビディアの決算でも、生成AI向けデータセンター投資の強さが確認されました。

こうした流れから、6月相場では「実際に利益が伸びる企業」の見極めが進むと考えられます。半導体製造装置だけでなく、半導体材料、冷却、電力インフラ、データセンター関連など、AI社会の基盤を担う企業群です。味の素も、その一角として注目されるでしょう。

日本の食卓を支えてきた企業が、今度はAI社会の土台を支える──AI相場は、派手な主役企業だけでなく、周辺企業の価値も押し上げています。味の素の再評価は、AI時代の日本株を象徴する動きとなるかもしれません。

[筆者]
岡田禎子(おかだ・さちこ)/個人投資家、ファイナンシャル・プランナー
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの人に伝えられるよう活動中。個人投資家としては20年以上の経験があり、特に個別株投資については特別な思い入れがある。さまざまなメディアに執筆するほか、セミナー講師も務める。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)。note:https://note.com/okapirecipe_555

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品や売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。本記事の情報を利用して損失・損害が発生した場合、執筆者および編集部、出版社は一切の責任を負いません。

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