人口減少は複数の国で起きている。
アメリカ疾病対策センター(CDC)によると、アメリカは2023年の合計特殊出生率が女性1人当たり1.6人と過去最低に落ち込み、人口維持に必要な2.1人の水準を下回る。
中国でも2025年の出生数は4年連続で減少。登録出生数は前年の954万人から17%減って792万人となり、1949年に統計を取り始めて以来、最低となった。
ロシアは2025年、出生率が過去最低を記録し、18世紀末から19世紀初頭以来の低水準となった。2022年2月に始まったウクライナとの戦争によって死傷者が増え、徴兵を逃れて国外へ脱出する男性も増加したことで、問題はさらに悪化している。
世界人口予測によると、世界の合計特殊出生率は女性1人当たり2.25人と、一世代前より1人減った。2040年代後半までには2.1人に低下する見通しだ。
一方、サハラ以南のアフリカでは人口爆発が起こりつつある。
国連の統計によると、ニジェール、コンゴ民主共和国、ソマリア、チャド、アンゴラなどの各国は、特に人口増加率が著しい。この地域では女性1人当たりの出生率が5人を超える国が多く、25歳未満が人口の大半を占めている。
サハラ以南のアフリカの人口は2054年までにおよそ80%増の約22億人に達する可能性があると国連は予測する。
ニジェールとコンゴ民主共和国については数十年以内に人口が倍に増える可能性もあるとしている。
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