ネタニヤフの安全保障分野での主な功績
10月7日の奇襲以前のネタニヤフの安全保障分野での主な功績は、オスロ合意後の和平プロセスが本格的なパレスチナ国家樹立に進展するのを阻止したことだったと、キングス・カレッジ・ロンドンのエフレイム・カーシュ名誉教授は語る。「弱腰の西側諸国やイランとの融和に傾倒したオバマ政権に対抗しながら、イランの核保有阻止に向けて執拗に闘い続けた点も評価されていた」
その上でカーシュはこう付け加えた。「ネタニヤフが抑止と封じ込めに基づく戦略から、致命的な脅威が現実化する前に阻止する攻撃的アプローチに転じたのは10月7日以降のことだ。その結果、イスラエルの影響力は最高水準に押し上げられた」
※この記事は前編です。後編は5月22日に公開されます。
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