シドニー株式市場はイラン戦争に起因するインフレ懸念で、心理的節目の8500を割り込んで引けた。
S&P/ASX200指数は前日比1.3%安と3月末以来の安値となる8496.60で終了。米連邦準備理事会(FRB)が2025年中に利上げを迫られる可能性があるとの観測が強まり、債券利回りが上昇する中、世界的な売りに連動した。
投資家の関心は21日に発表され4月の雇用統計に移った。KCMトレードのチーフマーケットアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「労働市場の引き締まりはインフレ圧力の要因で、データが市場予想を大きく上回るのは中央銀行にとって好ましくない」と述べた。
金融株指数は1.1%下落し、四大銀行は0.2─2.4%安。ウォーターラー氏は、3回の急速な利上げを踏まえると、銀行セクターは信用条件の引き締まりに備えており、金利の一時的ピーク観測による楽観論は打ち消されていると分析した。
通期見通しが市場予想に届かなかったジェームズ・ハーディは一時5.1%安と7週間ぶりの安値を付けた。
ソウル株式市場は利益確定売りで続落して引けた。労使交渉に関心が集まる半導体大手サムスン電子が上昇に転じ、下げ幅を縮小した。
総合株価指数(KOSPI)は0.86%安で終了した。一時3%下落した。
サムスン電子は0.18%高。合意期待から一時2.5%上昇したものの労使交渉は合意に至らず急落して下げ幅は一時4.4%に達した。同社は時価総額ベースで指数の27%を占める。
ユジン投資証券のアナリストは「ストライキや株主利益を奪おうとするサムスン労組の試みを外国人投資家は否定的に取る可能性がある」と指摘した。韓国の財政省幹部は必要であれば債券・通貨市場を安定させる措置を講じると表明した。
外国人投資家は2兆9000億ウォン(19億3000万ドル)の売り越しだった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
中国 上海総合指数 4162.1845 - 7.3533 - 0.18 4152.6984 4169.8468 4139.9744
前営業日終値 4169.5378
中国 CSI300指数 4850.700 -2.183 -0.04 4829.613 4866.212 4825.643
前営業日終値 4852.883
香港 ハンセン指数 25651.12 -146.73 -0.57 25709.62 25713.53 25555.06
前営業日終値 25797.85
香港 ハンセン中国株指数 8605.13 -34.83 -0.40 8623.23 8632.81 8569.57
前営業日終値 8639.96
韓国 総合株価指数 7208.95 -62.71 -0.86 7324.52 7324.52 7053.84
前営業日終値 7271.66
台湾 加権指数 40020.82 -154.74 -0.39 40204.16 40439.04 39967.08
前営業日終値 40175.56
豪 S&P/ASX指数 8496.60 -108.10 -1.26 8604.70 8604.70 8485.20
前営業日終値 8604.70