Steve Holland Humeyra Pamuk
[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領(共和党)は19日、ホワイトハウスで建設が進んでいる宴会場に関し、屋上にドローン(無人機)の基地と、地階に軍病院を設置する計画を明らかにした。6層にわたる建物は9万平方フィートとなり、18世紀終盤に建てられたホワイトハウス本館をはるかに凌駕する規模となる。
4月に出席したホワイトハウスの夕食会で起きた暗殺未遂事件を含めてたびたび命を狙われてきたトランプ氏は、報道陣を建設現場に案内。1000人が出席する大規模なイベントの開催には宴会場が必要だとし、警備強化のために米議会が10億ドルの拠出を承認すべきだと改めて主張した。
トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相によるイラン攻撃に端を発した中東紛争によってインフレが加速し、国民の生活が圧迫されている中で、民主党と一部の共和党議員は宴会場がぜいたく過ぎると反発して予算拠出を拒んでいる。
トランプ氏はバンカーのような構造になった宴会場の屋根は、直撃攻撃にも耐えられる強度の「貫通不可能な鋼鉄」で造る予定だと強調。チタン製の塀は「ブルドーザーでも倒せないほど頑丈だ」と訴えた。
地階には軍病院と研究施設を設けるとしたが、研究の重点分野については説明しなかった。
一方、屋上のドローン基地については「無数のドローンを収容できるよう設計した」と興奮気味に語った。「屋上全体が軍向けに建設される」とし、「そこには膨大な数のドローンを収容できる。ドローン保護が万全なだけでなく、仮にドローンが衝突しても跳ね返され、何の影響も受けない。さらに、ワシントン全域を守るドローン基地としての役割も担う」とした。
宴会場の窓は厚さ4インチの特殊なガラスを使うとし、「まるで窓がないかのように透けて見えるようになる」と話した。