ロイター/イプソスの調査によると、トランプ米大統領の支持率は2期目政権としてほぼ最低水準にまで落ち込んだ。共和党支持者の間でも支持が低下した。
18日までの4日間にわたり実施された調査では、トランプ氏の職務遂行を支持するとの回答は35%と、今月初めに行われた調査から1ポイント低下し、2期目の最低水準である34%をわずかに上回る水準にとどまった。2025年1月の就任時には47%の支持率を得ていた。
共和党内でも不満は拡大しており、共和党支持者の21%がトランプ氏の職務パフォーマンスを「支持しない」と回答。昨年1月の就任直後にはわずか5%だった。一方、トランプ氏の仕事ぶりを支持する共和党員は79%と、今月初めの82%、就任時の91%から低下した。
共和党内では特に、生活費への対応に対する評価が悪化しており、共和党員のうち生活費対策を良好とする回答は47%にとどまり、46%が不支持と回答した。全体では、トランプ氏の生活費対策を支持したのはわずか5人に1人にとどまった。
一方、トランプ氏の移民政策に対する共和党内の支持は比較的堅調に推移しており、トランプ氏の移民政策を支持する共和党員は82%と、昨年からほぼ横ばいとなった。
トランプ氏のイラン情勢への対応については、共和党員の62%が支持すると回答した一方、28%が不支持と回答。民主党支持者の大多数、無党派層の3分の2が不支持と回答した。
イランにおける米国の軍事行動は「やる価値があった」と回答したのは、全体ではわずか4人に1人、共和党員では約半数だった。
共和党の政治ストラテジストらは、トランプ氏の人気低下は、11月の中間選挙を前に、共和党支持者の熱意が冷めつつある兆候の可能性があるとの見方を示す。共和党のコンサルタント、ジャネット・ホフマン氏は「より大きな懸念は、中間選挙で共和党支持者が民主党支持者ほど投票に行く意欲を持っていないように見えることだ」と指摘。それでも、共和党員の5人に4人が依然としてトランプ氏を支持しているため、支持率低下がどの程度影響するかは不透明だと述べた。また、共和党員の約80%がトランプ氏の仕事ぶりを支持していることについて「これはかなり大きな数字だ」との見方を示した。
調査はオンラインで実施され、全米の成人1271人から回答を得た。誤差は全体で3%ポイント、共和党支持者で5%ポイント。
