[19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、米連邦準備理事会(FRB)などに対し、金融イノベーションを阻害している可能性のある規則の見直しを求める大統領令に署名した。銀行間の資金移動を行う決済インフラへのフィンテック企業のアクセスを拡大できるかどうかなどが含まれる。

大統領令はFRBに対し、フィンテックの成長を支援するために見直しが可能な規則について他の規制当局と共同で検討するよう求めている。また、決済口座やサービスへのアクセス許可に関するFRBの方針を検証し、フィンテック企業や他のノンバンクにアクセスを拡大するための選択肢を検討するよう求めている。

フィンテック企業の間では、FRBの「マスターアカウント」へのアクセスを申請する動きが出ている。FRBのマスターアカウントは銀行向けの銀行口座に例えられ、保有者はFRBの決済システムを通じて直接資金を移動することができる。

暗号資産(仮想通貨)交換業大手クラーケンは3月にマスターアカウントを付与され、FRBの決済システム「Fedwire」へのアクセス権などを得た。暗号資産企業のリップルやアンカレッジ・デジタル、送金大手のワイズもマスターアカウントの取得を目指している。

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