[20日 ロイター] - 業界団体「Eモビリティ・ヨーロッパ」や調査会社「ニュー・オートモーティブ」、「フィア・オートモーティブ」が20日発表したデータによると、欧州の主要自動車市場における4月の完全電気自動車(BEV)の販売台数は前年同月比34.1%増の20万1541台となった。補助金などの政策支援やガソリン価格の高騰が需要を押し上げ、堅調な伸びが続いた。
3月の販売台数は同51.3%増だった。自動車メーカーが一部市場での消費需要の低迷や中国勢との競争激化に直面しているにもかかわらず、欧州におけるEVシフトの加速が改めて示唆された。
1─4月の累計BEV登録台数(販売台数)は前年同期比31.3%増の74万0021台に上った。これにより石油消費量は約300万バレル削減された計算になる。
国別の販売台数ではドイツが最大市場を維持し、4月の販売に占めるBEVの割合は25.8%だった。フランスも26.2%に達した。北欧諸国は高水準を維持しており、ノルウェーが98.6%、デンマークが81.9%、フィンランドが48.8%、スウェーデンが40.7%をそれぞれ記録した。
スペインのBEV登録台数は年初来37.3%増、ポーランドは同50.1%増となったが、全体の販売に占めるBEVの比率は依然として10%未満にとどまった。一方、主要市場の中ではイタリアの登録台数が前年同月比97.2%増と、最も高い伸びを示した。