Promit Mukherjee

[オタワ 19日 ロイター] - カナダ統計局が19日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%上昇し、3月の2.4%から伸びが加速した。イランを巡る戦争の影響で原油価格が世界的に急騰し、ガソリン価格が大幅に上昇したことが主因。前月比では0.7%上昇した。

CPIの前年比上昇率が2.8%に達するのは、ほぼ2年ぶり。ただ、旅行・ツアー料金や一部の宿泊費、家具価格が下落したことから、前年比の上昇率はロイターがまとめたアナリスト予想の3.1%を下回った。前月比は予想と一致した。

統計局によると、2025年4月に消費者向け炭素税が廃止され、ガソリンや天然ガス価格が一時的に下落していた影響が剥落し、CPI全体を押し上げた。

ガソリン価格は4月に28.6%上昇し、イラン戦争開始以降の上昇率は38%を超えた。燃料価格の高騰を受けて、輸送コストは4月に7.6%上昇と、22年11月以来の高い伸びとなった。

その他の主な項目の上昇率は、食品が3.5%(3月は4%)、家賃が3.6%、乗用車が2.8%など。

コアインフレ指数の1つであるCPI中央値は3月の2.3%から2.1%に伸びが鈍化。CPIトリム値も2.2%から2.0%へと小幅減速した。

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