[17日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は、トランプ米大統領との個人的な関係が、ブラジルへの米国からの投資誘致、さらなる関税や制裁の回避、そしてブラジルの民主主義に対する尊重を確保するのに役立つ可能性があると述べた。

17日に掲載された米紙ワシントン・ポスト(WP)のインタビューで「トランプ氏は、私がイランとの戦争に反対し、ベネズエラへの介入に異議を唱え、パレスチナで起きているジェノサイドを非難していることを知っている」と語った。

その上で「だが、トランプ氏との政治的な意見の相違は、国家元首としての彼との関係には影響しない。私が望むのは、私がこの国の民主的に選出された大統領であることを理解し、ブラジルを尊重して接してくれることだ」と述べた。

ルラ氏はまた、世界の紛争における「仲裁役」としてのブラジルの地位の確立を依然として目指すとも語った。

トランプ氏に対し、キューバへの経済封鎖を解除するよう求め、米国が一方的ではない交渉の場を設ければ、キューバは参加するとの見方を示した。

ルラ氏はまた、2010年にブラジルとトルコがイランと交渉し、米国と欧州連合(EU)に拒否された「核合意案」の写しをトランプ氏に渡し、トランプ氏はそれを「読む」と述べたことを明らかにした。

このほか、ブラジルの対中貿易額は対米貿易額の2倍に達しているが、これはブラジルが好む結果ではないと語った。

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