David Morgan

[16日 ロイター] - 米南部ルイジアナ州で16日に行われた共和党の連邦上院予備選で、現職のビル・カシディ議員が敗北した。現職上院議員が再指名争いで負けたのは2012年以来。

予備選で過半数票を獲得した候補はなく、得票上位2人に入ったのは、トランプ大統領が支援するジュリア・レットロー下院議員と、ジョン・フレミング州財務長官で、6月下旬に決選投票が実施される。

ルイジアナは共和党の強固な地盤のため、この決選投票の勝者が上院議席を確保する公算が大きい。

カシディ氏は、2021年の連邦議会襲撃事件を巡るトランプ氏の弾劾裁判で有罪に賛成した共和党上院議員の1人。トランプ氏は造反した共和党議員に対する報復キャンペーンを続けており、中西部インディアナ州では自身の選挙区割り案に反対した複数の州議会上院議員を予備選で落選させている。

トランプ氏はSNSでレットロー氏の決選投票進出を称賛した一方で、カシディ氏について「自分を当選させた人物に対する彼の不忠は今や伝説の一部になり、彼の政治生命が終わるのを見るのは素晴らしいことだ」とこき下ろした。

カシディ氏は敗北を認めた演説で、12年にわたって代表を務めさせてくれた地元支持者への謝意を表明。「民主主義に参加していれば望まない結果になる場合もある。しかしふてくさったり、泣き言を言ったりはしない。州や国を代表する特権がある間は、その特権を与えてくれた有権者に感謝するものだ」と語った。

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