Jana Winter Andrew Goudsward

[15日 ロイター] - 米司法省は、キューバのラウル・カストロ元国家評議会議長(94)を刑事訴追する方針だ。同省高官の1人が明らかにした。トランプ政権によるキューバへの圧力強化策の一環とみられている。

この高官の説明では、南部フロリダ州マイアミの連邦検察が20日に訴追手続きを行う見通し。訴追理由は1996年、米国に拠点を置くキューバ人亡命支援団体の小型機をキューバ軍機が撃墜した事件だ。兄のフィデロ・カストロ氏とともにキューバ革命を指導したラウル氏は当時、国防相で軍を統括していた。

ラウル氏は2018年に国家評議会議長を退任し、21年には共産党第一書記の座も後任に譲って第一線を退いた。

この事件を巡って米政府はキューバに制裁を科したが、これまでフィデル氏とラウル氏への刑事訴追には動いていなかった。

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