Kentaro Sugiyama

[東京 28日 ロイター] - 政府が28日に発表した3月の雇用関連指標は、有効求人倍率(季節調整値)が1.18倍で、前月に比べて0.01ポイント低下した。一方、完全失業率が2.7%で、前月から0.1ポイント悪化した。

ロイターの事前予測調査で有効求人倍率は1.18倍、完全失業率は2.6%が見込まれていた。

厚生労働省によると、3月の有効求人数(季節調整値)は前月に比べて1.1%減少した。物価高や最低賃金の引き上げの影響、省人化の取り組みなどで事業者側に求人を見直す動きがみられた。

一方、有効求職者数(同)は0.7%減少。減少したものの、引き続きより良い条件への転職を希望する動きはみられる。

有効求人倍率は、仕事を探している求職者1人当たりに企業から何件の求人があるかを示す。厚労省の担当者は「人手不足は続いており、雇用状況はそこまで悪化していない」と述べた。

総務省発表の完全失業率は2カ月ぶりに悪化。3月の就業者数は季節調整値で6815万人と、前月に比べて12万人減少。完全失業者数(同)は186万人で、前月から1万人増加した。

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