[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場は反発し、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数が過去最高値で取引を終えた。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が週末の間に行われるとの期待感に加え、半導体大手インテルが急伸するなど半導体関連株が上昇したことで、相場全体が押し上げられた。

この日は、イランのアラグチ外相が米国との和平協議再開に向けた提案について協議するため、仲介国パキスタンの首都イスラマバードに到着。現地で米国の交渉担当者と会談するかを巡っては情報が食い違っているものの、米ホワイトハウスのレビット報道官は、ウィットコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏がイランとの協議を行うために25日にイスラマバードを訪問すると発表した。バンス副大統領は協議が成功すれば参加するためにパキスタンに渡航する用意があるとしている。

アルジェント・キャピタル・マネジメント(ミズーリ州セントルイス)のポートフォリオ・マネジャー、ジェッド・エラーブロック氏は「イランを巡る情勢は不安定で、これまでも行きつ戻りつの展開が続いてきたが、今後もそうした状況が続く」と予想。ただ「現時点ではいくらか明るい兆しも見えている」と述べた。

この日の取引では半導体株が引き続き堅調。フィラデルフィア半導体株指数は4.32%上昇し、18営業日連続で最高値を更新した。中でもインテルは第2四半期の売上高見通しが市場予想を上回ったことを受け、23.65%急騰。82.57ドルと、過去最高値で取引を終えた。

アルジェントのエラーブロック氏は「アマゾン、マイクロソフト、メタなどの大手テクノロジー企業によるAI(人工知能)向け設備投資の投資回収を巡る疑念や不安は、急速に薄れつつある。懸念が後退していることで、半導体株のほか、広範な工業株が押し上げられている」と述べた。

他の半導体株では、AMDとアーム がそれぞれ約14%上昇。エヌビディアは4.32%上昇し、過去最高値で取引を終え、時価総額が再び5兆ドルに近づいた。

S&P500種情報技術指数 は2.46%上昇。S&P主要11業種の中で最も大きく上昇した。

来週の注目は連邦準備理事会(FRB)が28─29日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)。利下げの時期のほか、5月15日に任期が切れるパウエルFRB議長の後任にトランプ大統領が指名したウォーシュ元FRB理事が議会上院で承認されるか注目されている。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.47対1の比率で上回った。ナスダックでも1.38対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は178億1000万株。直近20営業日の平均は183億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 49230 -79.6 -0.16 49320 49393 49085.

.71 1 .29 .34 75

前営業日終値 49310

.32

ナスダック総合 24836 +398. +1.63 24616 24854 24524.

.60 09 .56 .04 37

前営業日終値 24438

.50

S&P総合500種 7165. +56.6 +0.80 7136. 7168. 7112.8

08 8 48 59 2

前営業日終値 7108.

40

ダウ輸送株20種 20891 -198. -0.94

.98 95

ダウ公共株15種 1155. -2.30 -0.20

08

フィラデルフィア半導 10513 +435. +4.32

体 .66 09

VIX指数 18.71 -0.60 -3.11

S&P一般消費財 1955. +26.2 +1.36

27 5

S&P素材 655.1 +4.01 +0.62

6

S&P工業 1460. -13.0 -0.89

48 4

S&P主要消費財 941.2 -3.93 -0.42

0

S&P金融 855.9 -5.48 -0.64

2

S&P不動産 278.8 -1.06 -0.38

3

S&Pエネルギー 870.0 -2.14 -0.24

8

S&Pヘルスケア 1680. -23.4 -1.37

49 2

S&P通信サービス 476.0 +4.13 +0.88

1

S&P情報技術 6136. +147. +2.46

61 42

S&P公益事業 469.3 +0.75 +0.16

9

NYSE出来高 11.32

億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 60065 + 345 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 60045 + 325 大阪比

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