[北京 24日 ロイター] - ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツは、今年の北京モーターショーで、競争が激化する中国自動車市場をどう乗り切るかを打ち出す見通しだ。オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は、強い圧力にさらされているものの、価格戦争に引きずり込まれるつもりはないと強調した。
低価格で動きの速い地場ブランドとのし烈な競争に直面するメルセデスやライバルのBMWを始めとするレガシーメーカーは、販売が振るわない中、世界最大の自動車市場である中国で改めてブランドの魅力を訴求しようとしている。
ケレニウス氏はモーターショー前日に記者団に対し、「競争の激しさが突然なくなることを期待すべきではない。それは当社の計画でもない」と語った。
中国メーカーとの価格戦争に応じるつもりはないと述べ、「経済合理性が低い」場合は低価格帯のセグメントで一定の販売台数を手放すこともあり得るとの考えを示した。イノベーションと、サプライヤーや開発の現地化を進めることで対抗するという。
メルセデスの中国販売台数は第1・四半期に27%減少した。