[パリ 23日 ロイター] - フランス高級ブランド大手モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)の支配株主であるベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)は23日、同社の業績回復は中東危機の行方にかかっていると述べた。
パリで行われた同社の年次株主総会で「ご存知の通り、世界は今、中東での非常に深刻な危機に直面している。全てはこの危機が今後どう展開するかにかかっている」と述べた。
中東危機を受けて、約3年の停滞を経て高級ブランド部門が回復するとの市場期待が後退する中、LVMHの株主は今年も厳しい状況に直面するとみられている。
同社は今月、イラン戦争で第1・四半期のグループ全体の売上高が少なくとも1%減少したと発表した。
アルノー氏は、中東紛争が早期に解決すれば、LVMHは各事業部門で再び成長軌道に乗ることができると予想。一方、危機が「世界的な大惨事」に発展した場合、結果を見通すのは不可能だと述べた。