[23日 ロイター] - ウクライナは、遠隔操作で数百キロから数千キロ離れた標的を撃墜できる迎撃ドローンを開発したと、フェドロフ国防相が23日明らかにした。

ウクライナは2022年にロシアが本格侵攻を開始した時点ではドローンの製造能力がほぼ皆無だったが、現在は一大産業に成長。ドローン攻撃に対する防御手段として、より効果的かつ経済的な迎撃ドローンの開発に力を注いでいる。

フェドロフ氏は通信アプリ「テレグラム」に「『小型』防空の新たなレベルに踏み出す。迎撃ドローンの制御が数千キロの距離で可能になった」と投稿した。

「数百キロ、数千キロの距離で標的を撃墜できることが確認された。遠隔操作による迎撃ドローンの体系的な運用拡大を実現したのは、世界でウクライナが初めて」と説明。「迎撃の効率を高め、操縦者のリスクを最小限に抑え、前線に縛られることなく能力を拡大できる」と述べた。

ウクライナ当局は、昨年のドローン生産規模を約450万機と推計しており、その後生産能力は一段と増強されている。

最近ではイランからのドローン飛来に直面する中東諸国への支援を申し出ており、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)と協定を締結している。

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