Jonathan Stempel
[20日 ロイター] - 米カリフォルニア州のボンタ司法長官は20日、アマゾン・ドット・コムがジーンズ大手リーバイ・ストラウス(リーバイス)などの販売業者と密かに連携し、自社が価格競争で不利にならないよう、ホームデポやウォルマート、チューイーといったオンライン競合他社に値上げを促していたと述べた。
ボンタ氏が3年半前に提起したアマゾンに対する反トラスト法(独占禁止法)違反を巡る訴訟の一環として、価格操作の疑いに関する詳細な証拠が20日に開示された。同訴訟は「不当に得た利益」の返還などを求めている。裁判は2027年1月19日に予定されている。
ボンタ氏は声明で、「アマゾンは、消費者がより安い価格を求めて他に行き場がないようにすることで、違法に利益を搾り取っている」と述べた。
アマゾンは、販売業者との契約は合法で、商品の選択肢拡大、適切な在庫管理、競争力のある価格を通じて消費者に利益をもたらしていると主張している。
同社は声明で、今回の提出書類は訴訟の「弱点を覆い隠そうとする」カリフォルニア州の試みだと主張。「アマゾンは一貫して、米国で最も低価格なオンライン小売業者として認識されている。法廷で反論するのを楽しみにしている」と述べた。
カリフォルニア州はサンフランシスコ郡上級裁判所への提出書類で、カーキパンツ、肥料、目薬、犬用おやつなどの商品の価格を引き上げた価格操作の疑いがある数十件の事例を詳述した。