メキシコが誇る世界遺産で、観光客を巻き込む衝撃的な事件が起きた。古代のメソアメリカ文明の壮大な遺構として知られるテオティワカン遺跡で、男が突然銃を乱射し、カナダ人女性1人が死亡、6人が負傷する惨事となった。
【動画】銃声が鳴り響く中、観光客が逃げ惑う…ピラミッドの上から銃を乱射する犯人を捕らえた緊迫映像
複数のメディアが伝えたほか、現場に居合わせた目撃者が撮影したと思われる映像がSNSなどで拡散されている。
事件は2026年4月20日、メキシコシティ近郊にあるテオティワカンの「月のピラミッド」で発生した。
英紙『ガーディアン』によると、男がピラミッドの上部から観光客に向けて発砲。20発以上の銃声が断続的に響いたという目撃者の証言が寄せられた。被害者には死亡したカナダ人女性の他、コロンビア人やロシア人なども含まれていた。銃弾による負傷だけでなく、逃げる際に転倒してけがをするケースも確認されている。
英BBCなどによると、犯人は最終的に自ら命を絶ったとされているほか、現場からは銃器や刃物、弾薬が押収された。
事件当時、現場には多くの観光客が集まっており、人々が地面に伏せたり、階段を駆け下りたりする混乱した様子が映像にも残されている。
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