[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は、鄭東泳統一相が米国から提供された北朝鮮の核施設に関する機密情報を漏えいしたとされる問題を巡り、「荒唐無稽だ」として一蹴した。

韓国メディアは、統一相が、これまで未確認だった北朝鮮のウラン濃縮施設について公の場で発言したことが一因となり、米国が北朝鮮に関する一部の情報を韓国と共有しなくなったと報じている。

鄭氏と統一省は、北朝鮮の亀城にある施設について3月に行った発言は研究報告書を含む公開情報に基づいたものだと説明している。

李大統領は20日夜、Xへの投稿で「亀城核施設の存在が、統一相の公の発言以前から、さまざまな研究報告書や報道を通じて世界的に広く知られていたことは、明白な事実だ」と指摘。「統一相が米国から提供された機密情報を漏えいしたという話は誤りだ。なぜこれほど荒唐無稽なことが起きているのか、注視していく」などと述べた。

鄭統一相は先月の国会公聴会で、北朝鮮はこれまで知られていた寧辺、降仙に加え、亀城にもウラン濃縮施設を保有していると発言した。

一部の野党議員は、米国との同盟関係を損なったとして、鄭氏の解任を求めている。

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