[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は、15日放送された米テレビ番組で、人工知能(AI)が銀行業界にリスクをもたらす可能性があるとした上で、政府が安全対策を講じることが必要になるとの考えを示した。AI技術が銀行システムをより安全なものにする可能性があるとも指摘し、その重要性については評価した。

トランプ氏は14日収録されたフォックス・ビジネス・ネットワークの番組で、AIが銀行業界への信頼を損なう可能性はあるとした上で、AI技術に対して政府が「強制停止スイッチ」のような安全策を持つべきだとした。その一方で「銀行システムを素晴らしいものとし、より良く、より安全で、より強固なものにする技術である可能性もある」と述べた。

サイバーセキュリティの専門家らは今週、米新興企業アンソロピックの新たなAIモデル「クロード・ミトス・プレビュー(略称ミトス)」が悪用されればサイバー攻撃の高度化をもたらし、銀行業界にとって大きな課題になると警鐘を鳴らしていた。アンソロピックはコメントを控えた。

アンソロピックは、ミトスの一般公開を見送っている。

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