Hiroko Hamada
[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買い先行でスタートする見通し。トランプ米大統領がイランへの攻撃を2週間停止することで合意したと明らかにしたことを好感し、幅広い銘柄に買いが入りそうだ。米原油先物の下落も日本株の支えになるとみられている。
日経平均の予想レンジは5万3500円─5万4300円。
日経平均は買いが先行し、5万4000円台に乗せる見通し。トランプ大統領は7日、「イランへの爆撃と攻撃を2週間停止することに合意した」と交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
これを受けて足元の米WTI原油先物が1バレル=99ドル台まで急落しているほか、米株先物が上昇しており、日本株の支えとなりそうだ。市場では「2週間の停戦を素直に好感する形で堅調なスタートとなりそうで、(日経平均は)5万4000円を回復するだろう」(岡地証券・投資情報室長、森裕恭氏)との声が聞かれた。
物色面では幅広く買いが入ると予想され、指数寄与度の大きい半導体株などが相場をけん引するとみられている。
午後には3月景気ウオッチャー調査が公表される予定で、「中東地域の紛争が始まり、原油高などを受けて景況感がどの程度変化したか見極めたい」(森氏)という。
その他の主なスケジュールでは、国内では2月国際収支、2月毎月勤労統計調査が公表される予定。海外ではユーロ圏で2月卸売物価指数(PPI)、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表予定となっている。
前日の米国株式市場は、トランプ大統領がイランに設定したホルムズ海峡開放の期限が迫る状況をにらみ、まちまちで取引を終えた。
前営業日終値 年初来高値 年初来高値
日経平均 53429.56 59332.43 50558.91
+15.88 2026/02/26 2026/03/31
シカゴ日経平均先物当限 53960(円建て)