David Brunnstrom John Irish

[1日 ロイター] - ホルムズ海峡周辺における商船保護で「あらゆる必要な手段」を取ることを⁠認める国連決議の採択を目指すバーレーンの取り組みが1日、新たな障害に直面した。事実上の海峡封鎖への対処を巡る⁠意見の相違が浮き彫りになった。

4月の国連安保理議長国を務⁠めるバーレーンは、特に中国やロシアの支持を得るため、拘束力を持つ国連憲章第7章への明示的な言及を当初の草案から削除した新たな決議案を配布した。⁠同章は制裁や軍事力行使などの措置を安保理が承認する⁠こと⁠を認めている。

しかし、ある国連外交官によると、中ロとフランスが修正案に異議を唱えたという。バーレーンの国連大使は記者団に対し、決議案には依然とし⁠て「多くの作業」が必要だと述べた。

ロイターが入手した修正案では、第7章への言及は削除されたものの、ホルムズ海峡、ペルシャ湾、オマーン湾における航行の確保と領海内およびその近海を含む国際航行⁠への妨害防止を目的とした武力行使を事実上認める強い表現は維持されている。

外交筋によると、フランスは情勢が落ち着いた後に国連の承認を求める代替決議案を提案したという。

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