Utkarsh Shetti Saeed Azhar

[25日 ロイター] - 米投資銀行ジェフリーズ・ファイナンシャルが25日発表した第1・四半期(2025年12月-26年2月)決算は、投資銀行業務が好調で純利益は前年比22%増加したものの、⁠経営破綻した企業向けの投融資に関連する損失を計上し、アナリスト予想を下回った。

調整後1株利益は0.85ドルと、LSEGがまとめたアナリスト予想の0.96ドルに届かなかった。

経営破綻した英住宅ローン会社マーケット・ファイナンシ⁠ャル・ソリューションズ(MFS)と米自動車部品会社ファースト・ブランズ向けの投融資関連で1700万ドルの⁠損失を計上した。現時点でファースト・ブランズへのエクスポージャーはゼロになっている。

ジェフリーズは声明で「経営陣は失望しており、既に計上した損失と今後ファースト・ブランズに関連して負担する可能性がある損失について、全て自らの責任だと受け⁠止めている。これらはいずれも管理可能な水準だ」と述べた。

一方で投資銀行業務の純収入は前年同期比45%増の10億2000万⁠ドル⁠となった。第1・四半期中には幾つかの大型新規株式公開(IPO)で主幹事を務めている。

ブライアン・フリードマン社長はロイターのインタビューで「中東における敵対行為が妥当な形で収束すると仮定すれば、企業合併・買収(M&A)の力強い環境と活発なIPO市場を一段と享受し続けるはず⁠だ」と語った。

ジェフリーズを巡っては、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が24日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)による買収計画を報道。一方、ブルームバーグは関係者の話として、ジェフリーズの株式20%を保有するSMFGは、さらなる統合にはさまざまな障害があるため、買収交渉を行っていないと伝えた。

SMFGは21年に同社株を初めて取得。25年9月には追加で1350億円を投資し、出資比率⁠を14.5%から最大20%に引き上げた。両社は当時、日本でのホールセール株式事業を統合する合弁会社を設立すると発表していた。

フリードマン氏は「われわれはこの合弁事業に大きな野心を持っている。提携に基づき共同で推進している他の取り組みや活動も多い」と述べたが、SMFGによる買収計画についてはコメントを控えた。

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