[エルサレム 15日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は15日、イラン国営メディアが自身の死亡や負傷の噂を報⁠じ、イラン国内のインターネット上で拡散したことを受け、コーヒーを注文して側近と会話する様子を収めた動画を公開した。

エルサレム郊外のカ⁠フェで撮影され、ネタニヤフ氏のテレグラムアカウントに投稿され⁠た動画では、側近が同氏に死亡の噂について尋ねている。

ネタニヤフ氏はコーヒーに手を伸ばしながら、ヘブライ語のスラングで誰かや何かに「夢中になる」という意味もある「dead(死んだ)」⁠という言葉をかけたジョークで応じ、「私はコーヒーに夢中なんだ。国民に⁠も夢⁠中だ」と側近に語った。

ロイターがカフェのアーカイブ画像から動画の撮影場所を確認したところ、動画に映っていた内装はアーカイブ画像と一致していた。また、同カフェが15日に投稿したネ⁠タニヤフ氏の訪問に関する複数の動画や写真から、撮影日時も確認された。

米国とイスラエルが2月28日にイランへの攻撃を開始して以降、ネタニヤフ氏はイランのミサイル攻撃を受けた少なくとも2つの町、病院、港湾、軍事基地を訪問しているが、メディアの取⁠材はほとんど許可されず、動画は首相官邸から配信されている。

同氏は12日、イラン攻撃開始後初の記者会見をオンライン形式で行った。昨年6月にイスラエルとイランの間で12日間の戦争が起きた際も同様の形式で会見を行っていた。

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