Noel John

[10日 ロイター] - 10日の金現物価格は上昇。トランプ米大統領がイランでの軍事⁠作戦は近く終結する可能性があると示唆したことを受け、ドルが下落したほか、エネルギーコスト⁠上昇が和らいだ。

紛争によるインフレ急加速のリスク⁠が後退したことで、各国中央銀行が金利を引き上げる可能性が低下するとみられている。

0233GMT(日本時間午前11時33分)時点で、金現物は0.8%高⁠の1オンス=5179.52ドル。米国の金先物4月限は1.7%高の5188.70ドル。

ドルは0.4%下落し、他⁠の通⁠貨保有者にとって金の割安感が増した。

OANDAのシニア市場アナリスト、ケルビン・ウォン氏は「トランプ氏自身が緊張緩和の可能性を示唆し⁠たとのニュースを受けて金価格が上昇した。原油価格の急落を踏まえると、インフレ期待が落ち着き始める可能性がある」と述べた。

トランプ氏は9日、イランでの軍事作戦が「ほぼ⁠完了した」との考えを示した。イランがホルムズ海峡の石油輸送を止めた場合、米国はこれまでをはるかに上回る規模で同国を攻撃するとも警告した。

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