米コーヒーチェーン大手スターバックスは15日、米国内の地域支援オフィスで本社従業員300人を削減すると発表した。「持続可能で収益性の高い成長」への回帰を目指すとしている。

また、国内の地域支援オフィスの一部を統合し、南部ジョージア州アトランタ、西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のバーバンク、中西部イリノイ州シカゴ、南部テキサス州ダラスなどのオフィスを閉鎖する。さらに、国際的な支援組織の見直しも行っており、米国外でも追加の人員削減が見込まれるという。

同社は、対象となる従業員に対し、約1億2000万ドルの退職手当を支払う見込みだと述べた。また、主に高級業態「リザーブ」と「ロースタリー」店舗、および一部の非小売り支援施設に関連する不動産の簿価を2億8000万ドル減額すると明らかにした。

一方で、先月は南部テネシー州ナッシュビルに新たな支援オフィスを設立するなど、南東部での事業拡大に向け1億ドルを投資する方針を示した。新オフィスでは今後5年間で従業員2000人を配置する計画だ。

ブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)が店舗運営に焦点を当てた事業再生戦略を推進する中、ここ数四半期はコストが膨らんでいる。この戦略にはバリスタの人員増強に向けた多額の投資を伴う。経営陣は先月、2年超ぶりに最大の売上高成長を記録したことを受け、これを事業再生における「重要な節目」としたが、2024年後半に再生計画が始まって以来、営業利益率はほぼ半減している。

[ロイター]
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