──トランプ大統領はキューバについてどのような姿勢を示しているのか。
ディアスカネル トランプはベネズエラやイランでの軍事作戦に続き、キューバが「次」になる可能性に言及してきた。さらに、何らかの形で「キューバを手に入れる」との考えも示している。
──米国が軍事行動に踏み切った場合、キューバはどう対応するのか。
ディアスカネル われわれは常に戦争を回避し、平和のために努力する。しかし、軍事的侵略が起これば反撃し、戦い、自らを守る。
戦いの中で倒れるとしても、祖国のために死ぬことは生きることだ。
──その防衛の考え方について説明してほしい。
ディアスカネル 「全人民戦争」の防衛ドクトリンは攻撃ではなく、国民すべてが参加する防御の考え方だ。
米国による軍事行動は、両国と両国民に甚大な損失をもたらす。人的被害と物的破壊は計り知れない。このような行為はあらゆる面で極めて高くつき、われわれの国民が望むものではない。
──外交的解決の可能性についてはどう考えるか。
ディアスカネル われわれは外交的解決を追求している。両国の相違を解決する手段として、米国が軍事的侵略に訴える口実も理由もない。
キューバは米国に対する脅威ではなく、ましてや「異例かつ重大な」脅威ではない。
次のページ