Deborah Mary Sophia Casey Hall
[18日 ロイター] - 格安電子商取引(EC)サイト「Temu(テム)」を展開する中国のPDDホールディングスが18日発表した第3・四半期決算は、調整後の利益が前年同期比14%増の313億8000元(1株当たり21.08元=2.97ドル)となり、1株利益はアナリスト予想平均の16.84元を上回った。大幅な値下げと多額のマーケティング支出が国内市場の需要を押し上げたとみられる。
売上高は前年同期比9%増の1082億8000万元。アナリスト予想平均は1084億1000万元だった。
中国では雇用を巡る不安や不動産市場の低迷が続く中、消費者心理が冷え込んだ局面が長期化している。こうした状況下でPDDやアリババ、京東集団(JDドット・コム)といった中国のEC大手は、値引きや大規模なプロモーションを展開して顧客を囲い込んでいる。
PDDはこうした値引きが増収につながったが、増益率は過去数年の2桁台後半を下回った。
PDDの共同最高経営責任者(CEO)は「同業他社が新たなビジネスモデルの開発に多額の資本を投入したことが、競争の激化につながった」と指摘。「貿易障壁が急速に変わる中、グローバルビジネスの規制環境には大きな変化が見られる。われわれがより大きな試練と不確実性に直面するのは避けられない」と述べた。