[13日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は13日、複数の当局者の話として、スターマー首相とリーブス財務相が所得税率引き上げを断念したと報じた。26日の予算案発表を控えて方針転換となる。
所得税率引き上げ計画は公表されてはいなかったが、リーブス氏は債券投資家にとって重要な課題である財政目標を達成するため、予算案で数百億ポンドの増税を行うと見込まれている。
FTによると、同氏は現在、最大300億ポンド(402億6000万ドル)と見積もられる財政の穴を埋めるため、歳入を増やす別の方法を模索している。
ロイターはこの報道を今のところ確認できていない。
ポンドはこの報道を受けて0.3%下落した。
FTによれば、今週行われた方針転換は12日に予算責任局(OBR)に伝えられた。
スターマー氏とリーブス氏は、有権者を怒らせ、不満を持つ労働党議員との緊張が高まるとの懸念から、所得税率を引き上げるという従来の計画を撤回したという。
両氏は昨年の選挙前、「働く人々」のために所得税を含む増税はしないと訴えていた。しかし10月29日、スターマー氏はこの公約にコミットすることを避け、経済は考えていた以上に悪い状態にあると述べた。