[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は、2026年会計年度の難民受け入れ数上限を過去最低となる7500人に設定した。ホワイトハウスが30日に公表した決定文書で分かった。

トランプ氏は9月30日付の文書で、南アフリカの白人少数派「アフリカーナー」出身者を主に受け入れ対象にするとした。同氏は黒人が多数派の南アでアフリカーナーが人種を理由に迫害されていると主張しているが、南ア政府は否定している。

トランプ氏は1月の就任直後に難民受け入れを一時停止し、国の利益にかなうと判断された場合のみ再開できると表明。しかし数週間後にアフリカーナーの受け入れに着手し、難民支援者からの反発を招いた。

トランプ氏は決定文書で、「それぞれの母国で違法または不当な差別を受けたその他の被害者」の受け入れも検討すると述べた。

米国内法では難民受け入れ枠の決定には行政府に議会との協議を義務付けているが、民主党議員らは先月30日に協議が一度も行われていないと述べていた。同党は30日の声明で、トランプ氏が決めた難民受け入れ枠の少なさは間違いで、違法かつ無効と非難した。

政府高官は協議の遅れについて、今月始まった政府機関閉鎖が原因だとし、協議を行うまで難民を受け入れないと述べた。

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