米連邦捜査局(FBI)前長官のジェームズ・コミー氏は15日放送されたABCニュースのインタビュー番組で、トランプ大統領について、危険かつ「道徳的に不適格」な指導者であり、組織や文化の規範を「大きく損なっている」と指摘した。
昨年5月にトランプ大統領にFBI長官を解任されたコミー氏は、大統領が2013年のモスクワ訪問時に複数の売春婦がみだらな行為をしていた現場に同席していたとする情報から、大統領がロシアに弱みを握られ、操られる可能性を懸念していると述べた。
また、ロシアがこの情報を裏付ける証拠を持っているかどうかについては「可能性はあるが、分からない」と語った。
コミー氏によると、トランプ大統領は同氏に対し、現場とされるモスクワのホテルには泊まっておらず、売春婦に関する指摘は真実ではないと述べたという。
コミー氏はインタビューで「女性を軽視する言動をし、重要度にかかわらずあらゆることにうそをつき続ける人間は、道徳的見地から米国の大統領にふさわしくない」と語った。
コミー氏の回顧録は17日に発売される。
トランプ大統領は15日、ツイッターでコミー氏を批判。「不正直なジェームズ・コミーは史上最低のFBI長官として名を残すだろう」と罵った。
[ワシントン 15日 ロイター]

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