Alexander Cornwell Nidal al-Mughrabi Michelle Nichols

[エルサレム/カイロ/ニューヨーク 7日 ロイター] - 国連人道問題・緊急援助責任者のトム・フレッチャー氏は7日、パレスチナ自治区ガザでの飢餓について「(中部の)デイルアルバラや(南部の)カーン・ユーニスに拡大するのを防ぐためのわずかな猶予期間が9月末までにあるが、(拡大を阻止するための)猶予は今まさに急速に狭まっている」と警告し、イスラム組織ハマスと戦闘を繰り広げているイスラエルに対してこれらの地域への支援物資輸送を認めるように要求した。

飢餓の状況を監視する国連機関「総合的食料安全保障レベル分類(IPC)」によると、ガザ最大の都市ガザ市を含む地域では既に数十万人のパレスチナ人が飢餓に直面しているか、その危険にさらされている。イスラエルはガザ市でハマスに対する新たな攻撃に乗り出した。

3月から5月中旬までの11週間にわたってガザへの支援物資の輸送を停止したイスラエルは、食糧不足を防ぐためにガザへの支援物資の搬入と配布をより積極的に取り組んでいると主張している。しかし国際機関は、はるかに多くの支援が必要だと指摘している。

イスラエル軍の援助調整機関COGATは7日、過去1週間に1900台を超えるトラックが食糧を中心とする支援物資をガザで配給したと発表。その上で「ガザへの民間人向けの人道支援物資の搬入は続けるが、ハマス向けではない」と訴えた。

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