Stephanie Kelly
[26日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物価格は上昇している。トランプ米大統領がベネズエラから石油やガスを輸入する国に25%の関税を課すと表明したことや、米原油在庫が予想以上に減少したことから供給逼迫が懸念された。
0014GMT(日本時間午前9時14分)時点で、北海ブレント先物は0.25ドル(0.3%)高の1バレル=73.27ドル。米WTI先物は0.28ドル(0.4%)高の69.28ドル。
トランプ氏は24日、ベネズエラから石油やガスを輸入する国に対し、25%の関税を課すと表明し、4月2日に発効するとした。石油はベネズエラの主要輸出品で、すでに米関税措置の対象となっている中国が最大の買い手。
また、トランプ政権は同日、ベネズエラでの事業許可を取り消すと発表していた米シェブロンに対し、事業停止の猶予期限を5月27日まで延長した。ANZのアナリストは、シェブロンの操業取り消しでベネズエラの生産量は日量約20万バレル減少する可能性があると述べた。
一方、市場関係者によると、米石油協会(API)のデータで3月21日終了週の米原油在庫は460万バレル減少した。ロイターのアナリスト予想の100万バレルより大幅な減少となり、これも相場を支えた。