[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米政権は20日、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から再び離脱すると発表した。

トランプ大統領がワシントンのイベント会場「キャピタル・ワン・アリーナ」で支持者らを前に大統領令に署名した。

「不公平で一方的なパリ協定から直ちに離脱する」とし、「中国が罰を受けずに汚染する中、米国が自らの産業を妨げることはしない」と述べた。

国連副報道官は声明で、グテレス事務総長は米国の都市や州、企業が「質の高い雇用を生み出す低炭素で強靭な経済成長に向けて取り組むことで、ビジョンとリーダーシップを発揮し続ける」ことを確信していると説明。「環境問題で米国がリーダーであり続けることは非常に重要だ」と述べた。

米国は国連に正式に離脱を通知する必要がある。

トランプ氏は1期目にもパリ協定からの離脱を表明。当時は離脱手続きに数年かかり、2021年に発足したバイデン政権が直ちに復帰を決定した。今回は1年程度で離脱できる見通しだ。

米国は中国に次いで世界第2位の温暖化ガス排出国。離脱により、米国はイラン、リビア、イエメンと共に同協定の枠組みの外に置かれることになる。

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