Maria Martinez

[ベルリン 16日 ロイター] - 欧州経済センター(ZEW)が16日発表した7月のドイツ景気期待指数は41.8となり、前月の47.5から低下し、ロイターがまとめた市場予想の42.3を下回った。

指数の低下は1年ぶり。ドイツ経済の回復が平坦ではないとの見通しが示された。

ZEWのワムバッハ所長は「経済見通しは悪化している」と指摘。5月の輸出減少、フランスの政治や欧州中央銀行(ECB)の金融政策を巡る不透明感が原因だと指摘した。

現況指数はマイナス68.9と、前月のマイナス73.8から小幅に上昇した。ユニオン・インベストメントのエコノミストは、実質所得が増加しローンが組みやすくなっており、景気回復の兆しだと指摘。しかし、11月にトランプ大統領が誕生する可能性が高まりドイツ経済には不安があるとし、景気回復が緩やかなことは明らかとの見方を示した。

パンテオン・マクロエコノミクスのユーロ圏チーフエコノミスト、クラウス・ビステセン氏は、「この1週間で市場の関心は米連邦準備理事会(FRB)の利下げに移り、これは差し迫った景気後退の兆候ではなく、むしろプラス材料として歓迎されている」と述べた。

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