Marcela Ayres

[ブラジリア 13日 ロイター] - ブラジル中央銀行は13日の金融政策委員会(COPOM)で、4会合連続となる50ベーシスポイント(bp)の利下げを決定した。政策金利は11.75%となった。

インフレ鈍化と世界経済の改善に言及する一方で、次回1月会合以降も同じペースで利下げを継続する見通しを示唆。一部のエコノミストは中銀が利下げペース加速に傾くと予想していたが、慎重に進める姿勢を示した。

決定は全会一致。ロイター調査ではエコノミスト41人全員が50bpの利下げを予想していた。

中銀は声明で「総合インフレ率は予想通りディスインフレの道を引き続き歩んでおり、基調的なインフレのさまざまな指標はこのところ目標に近づいている」と述べた。

11月消費者物価指数の前年比上昇率は4.68%で、前月の4.82%から鈍化し、中銀目標(1.75─4.75%)の範囲内に収まった。ただ、目標中間値の3.25%は上回る。

今後については、同幅での追加利下げを示唆。中銀は声明で「(委員会メンバーは)全会一致で今後の会合で同規模のさらなる利下げを予想している」とした。

バンコ・インターのチーフエコノミスト、ラファエラ・ビトリア氏は「前回会合から現在までの状況の変化を踏まえると、声明は慎重な内容だった。短期的にはより大幅な利下げの余地があるかもしれない」と述べた。ただ、来年5月まで50bpの引き下げが続くと予想した。

BGCリクイデスのチーフストラテジスト、ダニエル・クーニャ氏は政策金利が緩和サイクル終了までに9.75%に低下すると予想。この日の声明は「穏健で慎重な」中銀の姿勢を示しており、ボラティリティー上昇を招くリスクを回避しているようだとした。

中銀のカンポス・ネト総裁は以前、すでに50bpの利下げを示唆している来年1月の次回会合以降の政策行動を示唆することにメリットはないとの考えを示していた。

中銀は、米連邦準備理事会(FRB)が13日に政策金利を据え置き、来年の利下げを示唆したことを受け、世界的な環境は「依然として不安定だが、前回会合時ほど不利な状況ではない」と述べた。

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