Catarina Demony
[リスボン 11日 ロイター] - 地元メディアの報道によると、ポルトガル銀行(中央銀行)の倫理委員会は13日に会合を開き、センテノ総裁の行動について討議する予定。辞意を表明したコスタ首相が、センテノ総裁を後任候補として挙げたことにより、中銀総裁としてのセンテノ氏の独立性が疑問視されている。
コスタ首相が率いる与党社会党を巡っては、グリーンエネルギープロジェクトに関連した不正疑惑で捜査が進められており、コスタ首相は7日に辞意を表明した。レベロデソウザ大統領は9日、来年3月10日に総選挙を実施すると発表した。
コスタ首相は9日、総選挙を実施する代わりに、センテノ中銀総裁を新首相に指名することを大統領に提案していたことを明らかにした。
地元メディアは、センテノ氏が新首相候補として自身の名前を公表することに同意したなどと報道。同氏と社会党との強い関係性への懸念が生じ、中銀総裁を続けるにおいて独立性が疑問視されている。
オンライン経済紙エコは、倫理委はコスタ首相がセンテノ氏を次期首相に提案した経緯について情報を収集しており、独立性が欠如しているとの指摘を評価するため13日に会合を開くと報じた。