これに対し、経済団体は警戒をあらわにした。英商工会議所は、労働党は「国が経済やビジネス活動の全ての面をコントロールしていては、グローバル経済において競争力を保つことはできないことを覚えておくべきだ」とした。

 マクドネル氏は労働党が現在の低金利を利用して1000億ポンドを借り入れ、製造業を復活させるための2500億ポンド規模の基金を創設するとした。

 マクドネル氏は以前、英国には向こう10年間で5000億ポンドのインフラ投資資金が必要で、政府による直接の財政支出を2500億ポンド増やすと公約してきた。

 労働党は徐々に左派寄りのスタンスを強めており、コービン氏が昨年党首に当選して以来、その傾向が強まっている。このため、ビジネス界からの支持は失われつつあり、労働党の議員らは今年の党大会では企業の姿が減ったと指摘した。中道寄りのハント議員は「英国の富を生み出し、公共サービスに資金を供給している人々から、どんどん離れていっており大きな問題だ」としている。

[ロイター]
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