[ベンガルール 5日 ロイター] - S&Pグローバルが発表したインドの5月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は61.2と、前月の62.0から低下したものの引き続き業況の改善を示した。ロイターがまとめた市場予想(60.0)も上回った。

業況の改善と悪化の分かれ目となる50を上回るのは22カ月連続と、約12年ぶりの長さを記録した。

サービス部門はインドの国内総生産(GDP)の半分以上を占める。第1・四半期GDP成長率は6.1%と、新興国の中でも好調さが目立つ。

PMIの内訳は、投入価格が今年最も速いペースで上昇し、販売価格への転嫁スピードも昨年11月以来の速さとなった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済アソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は「インフレ圧力が引き続きサービス業者にとって課題となっている」とし、企業が再び販売価格を引き上げたと指摘した。

ただ、インフレ圧力は需要の下押し要因にほとんどならなかった。新規事業のサブ指数は4月の約13年ぶりの高水準からやや低下するにとどまり、輸出需要は4カ月連続で増加し、今年の最高を記録した。

製造業とサービス部門を合わせた総合PMIは約13年ぶりの高水準だった4月の61.6から変わらなかった。

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