[ソウル 31日 ロイター] - ソウルでは31日早朝、北朝鮮が「軍事偵察衛星」とする飛翔体を南方へ打ち上げたことを受け、避難を呼びかけるサイレンと携帯電話の警報が鳴り響き、住民の間に動揺が広がった。

サイレンは現地時間午前6時32分に始まり、市民に避難に備えるよう求めた。その後、避難を呼びかける2回目の携帯電話の警報が鳴り、市当局が誤報だったと発表するまで少なくとも10分間続いた。

ソウルに住むイ・ジュヨンさん(33)は「私はパニックになった。(緊急事態サービスの)911番電話はつながらず、インターネットは遅くなった」と述べた。何が起こっているのか分からないまま、生後9カ月の子どもを連れて地下に避難するところだったという。

イさんは、北朝鮮の飛翔体がさらに南下したとのニュースをテレビで見て、避難はしなかったが、友人がバッグに荷物を詰め込んで避難に備えている写真を見せた。

ソウルの中心部では、通勤途中に警報を受けた会社員が、現金の引き出しや飲料水の買いだめなど、どのように対応すべきかを考えていたなどと話した。

ソウル市の呉世勲市長は、警報を巡る混乱を謝罪しつつ、市民の安全のための予防措置だったと説明。今後は文言などを改善するとした。

この日朝に韓国のツイッターでは「警報」と「避難」がトレンドトピック最上位となった。

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