[北京 30日 ロイター] - 中国の有人宇宙船「神舟16号」が現地時間30日午前9時31分(日本時間同日午前10時31分)に打ち上げられ、宇宙飛行士3人が同国独自の宇宙ステーション「天宮」に向かった。国営メディアが伝えた。
2021年以降で5回目の有人ミッションとなる。
神舟16号は北西部の酒泉衛星発射センターからロケット「長征2号F遥16」で打ち上げられた。
今回派遣された3人は昨年11月下旬から天宮に滞在する飛行士3人と交代する。
3つのモジュールで構成される天宮は21年4月以降計11回の有人・無人ミッションを経て昨年末に完成した。
中国は宇宙ステーションを拡張する計画で、次のモジュールは現在のT字型の構造にドッキングして十字型にする予定だ。
神舟16号のミッションを率いるのは3回の宇宙飛行経験があるベテラン飛行士の景海鵬氏(56)。他の2人は今回が初の宇宙飛行となる。
中国は今年、宇宙ステーションへの有人宇宙船をさらに1回打ち上げる見込み。
また、年末までには大型バスほどの大きさの宇宙望遠鏡「巡天」を打ち上げる予定。同望遠鏡は33年前に打ち上げられた「ハッブル宇宙望遠鏡」の350倍の視野を持つ。