[23日 ロイター] - ロシアは23日、スパイ容疑で拘束している米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ガーシュコビッチ記者の拘束期間を8月30日まで延長することを決定した。ロシア通信(RIA)が裁判所の情報として報じた。
ガーシュコビッチ記者は3月29日、ロシア連邦保安庁(FSB)に拘束され、5月29日までの公判前勾留が命じられていた。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はCNNとのインタビューで、ガーシュコビッチ記者は拘束されるべきではなく、拘束期間も延長されるべきではないとし、即時釈放を要求した。
国務省のマット・ミラー報道官は記者会見で、モスクワにある在ロシア米国大使館の代表がこの日の裁判所の審理に出席したと明らかにした。ただ、ガーシュコビッチ記者と話すことはできなかったという。
CNNの記者によると、ガーシュコビッチ氏の両親が審理を聞くためにモスクワのレフォルトボにある裁判所を訪れていた。国務省のミラー報道官は、ガーシュコビッチ氏の両親がモスクワを訪れていることを国務省は承知しているとしたが、国務省は両親の訪問を手配していないと述べた。
WSJはこの日に発表した声明でガーシュコビッチ記者に対する容疑は「明確な虚偽」と改めて表明し、「即時釈放を要求し続ける」とした。
米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、ガーシュコビッチ記者の拘束期間延長をバイデン大統領は深く懸念していると述べた。